
ザロイヤルファミリーって実話なのかな?
この記事では、そんな疑問にお答えする為に、下記の内容についてまとめてみました!
・ザロイヤルファミリーでモデルになった人物等はいるの?
ザロイヤルファミリーは実話なの?

ザロイヤルファミリーは、実話ではなくフィクションです!
まず、「ザ・ロイヤルファミリー」は早見和真氏の書いた小説で、「小説新潮」に掲載されていました。
そして、新潮社にて2019年10月30日に単行本が刊行されたのですが、「参考文献」としていくつかの競馬に関連した書籍が記載されています。
また、「ザ・ロイヤルファミリー」の単行本には、「本作の執筆にあたり多くの馬主等の競馬関係者から話を伺っている」という事が書かれています。

早見和真氏が小説を執筆するにあたって、競馬関係者から話を伺っているという部分から、実話ではないと予測することが出来るでしょう!
他にも、「ザ・ロイヤルファミリー」に主人公である「栗須栄治」や、馬主である「山王耕造」等の登場人物がいます。
しかし、調べても「ザ・ロイヤルファミリー」に登場する人物は、実在する人物であるという情報はありませんでした。
また、劇中に登場する競走馬として、「ロイヤルホープ」や「ロイヤルファミリー」が登場しますが、実際の競走馬にも使用されている名前でした。
ロイヤルファミリー |
ロイヤルホープ |
だけど、原作小説の時代背景や競走馬が生まれた年代等から、ただ名前が一緒なだけだと考えられます。

そして、ザロイヤルファミリーでモデルになった競走馬という訳でもないと思います!
ちなみに、全何話までになるかは「こちらの記事」でまとめています!
ザロイヤルファミリーにはモデルは?

ザロイヤルファミリーには、特定のモデルとなった人物や競走馬等は存在しません!
「ザ・ロイヤルファミリー」の原作者である、「早見和真氏のインタビュー」によれば、「特定のモデルとなった馬主等は存在しない」という事でした。
だから、「ザ・ロイヤルファミリー」は、特定の人物や馬の人生をモデルとしたストーリーではないのです。
ただ、「ザロイヤルファミリー」でのモデルについては、下記の様にも考えられます!
劇中に登場する競走馬
「ザ・ロイヤルファミリー」の劇中に登場する、「山王耕造」が所有している馬の名称には、「ロイヤル」という言葉が使われています。
そして、実際の馬主でも船舶用部品メーカーである株式会社きしろの代表取締役会長である「松本好雄」氏は、自分が所有している馬に「メイショウ」が冠名として名付けています。
また、かつて実在した馬主兼競走馬生産牧場である「メジロ牧場」でも、所有している馬には「メジロ」という冠名が付けられていました。
なので、「山王耕造」が所有している馬の名称に「ロイヤル」と付けられているのも、所有している馬達に冠名を付ける馬主を参考にしていると考えられます。
田中森一氏
作者である「早見和真」氏は、書く時にイメージした人物として、「田中森一」氏の名前を挙げていました。
「田中森一」氏は、日本の検察官や弁護士として活躍されていた人物であり、競馬の関係者では有りません。
しかし、「田中森一」氏の生き方が馬主という存在とリンクしたことによって、それが書く時のイメージとして反映されたという事です。

なので、ある意味田中森一氏がザロイヤルファミリーに登場する、山王耕造のモデルになってると言えるかもしれないですね!
様々な関係者
「早見和真」氏は「ザ・ロイヤルファミリー」を執筆するにあたって、様々な競馬関係者に話を伺っています。
だから、「ザ・ロイヤルファミリー」に登場する人物に特定のモデルこそいないものの、馬主等の様々な競馬に関わる人物像が合わさっていったのではないかと考えられるでしょう。

なので、少なからず実在する馬主等を参考にして、登場人物達を描いている可能性があります!
ザロイヤルファミリーは実話なのまとめ
この記事では、「ザ・ロイヤルファミリー」について、下記の内容をまとめてみました!
・ザロイヤルファミリーでモデルになった人物等はいません!

特定のモデルになった人物がいないというのも、少し意外な結果となりましたね!
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